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JCMR KYOTO |
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来る5月末に次回公演を行います。ぜひご来場ください。
京都芸術センター通信誌『明倫art』10月号にJCMR KYOTO vol.5「黛敏郎の電子音楽 全曲上演会」についてのレビューが掲載されました。
JCMR KYOTO is the group based in Kyoto, and is intended to research and popularize the Japanese contemporary music. It was established in 2007 by graduate students of Kyoto City University of Arts.
JCMR KYOTO aims to rethink the Japanese western music history from its unique perspective, and plans concert with ambitious program.
Since 2007 when the group was come into being, JCMR KYOTO has organized several concerts (shown as follows).
Pre-concert “Toru TAKEMITSU vs. Akira MIYOSHI” (Nov. 2007)
Vol. 1 “The world of solo works: deference between east and west” (Aug. 2009)
Vol. 2 “Toshiro MAYUZUMI and Akio YASHIRO: two men exhibition” (Nov. 2009)
Vol. 3 “Humiwo HAYASAKA and Toru TAKEMITSU: two men exhibition” (Apr. 2010)
Vol. 4 “Catch the Voices: voice on the electro-acoustic” (Feb. 2011)
Guest speaker: Koji Kawasaki
Sound system & projection: Ryoji Noumi
Vol. 5 “Electronic music of Toshiro MAYUZUMI: the complete performance” (Aug. 2011)
Guest speaker & plannning: Koji Kawasaki
Sound system & projection: Ryoji Noumi
清水 慶彦
大阪芸術大学芸術計画学科を経て京都市立芸術大学作曲専攻を音楽学部賞、京都音楽協会賞を得て卒業。
大学派遣によりブレーメン芸術大学(ドイツ)に留学。Y.パクパーン、G.シュタインケらの下で作曲ならびにコンピュータ音楽について研鑽を積んだ。
2009年京都市立芸術大学大学院博士課程修了。論文「黛敏郎の音列技法、音列にもとづく堆積的音響の手法」にて博士号(音楽)取得。近年では声明や雅楽などの日本の伝統音楽の要素を援用した作品にとりくんでいる。
2010年Studio N.A.Tレーベルより作品集『六相円融』をリリース。雑誌『レコード芸術』にて推薦盤に選定されるなど好評を得た。CD『楽しいベビーサイン』(日本ベビーサイン協会)、アンサンブル・リュネットへの楽曲提供、著書『黛敏郎の世界』(共著、西耕一編ヤマト文庫)等をてがけている。
現代音楽グループ「クラムジカ」共同主宰、JCMR KYOTOメンバー。京都市立芸術大学音楽学部非常勤講師、同志社女子大学音楽科嘱託講師等を経て大分大学教育福祉科学部専任講師。
竹内 直
沖縄県立芸術大学音楽学専攻(民族音楽学)卒業後、京都市立芸術大学大学院音楽研究科に進学。修士課程を経て現在は同研究科博士後期課程(音楽学領域)に在籍中。
専門は洋楽創作史を中心とする日本近代洋楽史および現代音楽論。2009年度柴田南雄音楽評論賞奨励賞受賞。
TAKEUCHI, Nao (Musicology)
studied musicology at Okinawa Prefectural University of Arts and Graduate School of Kyoto City University of Arts (KCUA), and is enrolled in a doctoral course of KCUA at present.
He is a researcher of the Japanese modern music history and contemporary music research, and has won the encouraging prize of Shibata Minao music critical award (2009).
増田 真結
京都市立芸術大学卒業(音楽学部賞、京都音楽協会賞)、及び同大学院音楽研究科修士課程修了(大学院賞)。ドイツ・ブレーメン芸術大学へ交換留学。現在、同大学大学院音楽研究科博士(後期)課程に在学中。
第10回東京国際室内楽コンクール第3位入賞、第23回現音作曲新人賞受賞、第15回及び第18回奏楽堂日本歌曲コンクール作曲部門一般の部第2位入賞、第78回日本音楽コンクール作曲部門入選。ドイツSyke市における、音を使ったインスタレーションの展覧会 <Klanginstallation>に作品を招待出品。これまでに作曲を港大尋、青島広志、佐藤眞、松本日之春、前田守一、中村典子、ヨンギ・パク=パーンの各氏に師事。日本・ロシア音楽家協会会員、神戸女学院大学非常勤講師。
JCMR KYOTO Vol. 5「黛敏郎の電子音楽 全曲上演会」
2011年8月26日、京都芸術センター フリースペース
JCMR KYOTOの5回目の公演となった今回は、アクセス可能な黛敏郎の電子音楽作品をすべて上演するという企図のもとに行われた。企画に大著『日本の電子音楽』(愛育社)の著者である川崎弘二氏、音響に能美亮士氏(Music of New Reference)を招き、そして『黛敏郎の世界』(ヤマト文庫)の西耕一氏の協力を仰いでの公演となったが、当初の予想をはるかに超える観客が集まり、黛敏郎の「すごさ」をあらためて実感させられる機会となった。
公演は前後半2部から構成され、各部の開演前には川崎弘二氏による上演される作品の背景などについてのプレトークがあった。当日の会場ではこの上演会に向けて編纂された論集『黛敏郎の電子音楽』(engine books)が配布された。これはひとえに川崎氏の尽力によるものである。総勢7名の執筆陣に加えて黛敏郎自身のテキスト、対談、電子音楽の作品リストを含むこの論集は、黛敏郎を単独で取り扱った書籍としては2冊目となる。黛敏郎はさまざまな論点を含んでおりながらも充分に議論されてきたとはいえず、この論集が今後もつ意義は深いといえる。
真夏の京都での5時間を超える上演にも関わらず、最後まで集中力が途切れることなく聴き入ることができたのは、音響を担当した能美氏および東氏の力によるところが大きいだろう。今回の上演に向けての準備作業は能美氏によって行われたが、その作業の過程では、音源そのものに原因のある多くの問題があった。たとえば、マスターテープの状態の悪さ、あるいはマスターテープそのものがないというような問題は、今後の電子音楽の上演のありかたを考えるうえでも避けられない課題であるといえるだろう。顕在化した問題をひとつひとつクリアーしていく過程で得られた知見は、2012年に共同執筆というかたちで論文にまとめられた。
能美亮士・清水慶彦・川崎弘二・竹内直・増田真結
「電子音楽作品の上演についての実践的考察(1)黛敏郎作品のマスタリングを例として」『ハルモニア』京都市立芸術大学音楽学部・大学院研究紀要,第42号, pp. 45-56.
またこの公演については『讀賣新聞』および『明倫art』に下記の批評が出ている。
「今となっては古びてみえる黛の電子音楽作品。しかし、肝心なのは中身だ。中には実験に留まるものもあったが、いくつかの作品は間違いなくとき時の試練を乗り越えたのである。(中略)こうした温故知新の試みは貴重だ。」
大久保賢 「黛敏郎の電子音楽上演会 温故知新の試み」『讀賣新聞』2012年9月14日夕刊, 大阪本社.
「論集やプレトークによって、それぞれの作品の素材や制作過程、創作の技術的かつ思想的な背景、芸術音楽の歴史のなかでの作品や作曲家の位置づけなど、あらゆる情報が網羅されており、黛の功績を広く知らしめたいという関係者の熱意を感じた。」
今田健太郎「Music Review 電子音楽という名も無き音響の行方」『明倫art』2011年10月号, p. 7.
京都芸術センター通信誌『明倫art』10月号にJCMR KYOTO vol.5「黛敏郎の電子音楽 全曲上演会」についてのレビューが掲載されました。
今田健太郎「Music Review 電子音楽という名も無き音響の行方」『明倫art』2011年10月号, p. 7.
本日付けの讀賣新聞(関西版)夕刊にJCMR KYOTO Vol. 5「黛敏郎の電子音楽 全曲上演会」の評が掲載されました。
大久保賢「黛敏郎の電子音楽全曲上演会 温故知新の試み」『讀賣新聞』大阪本社。
去る8月28日のJCMR KYOTO Vol. 5「黛敏郎の電子音楽 全曲上演会」はおかげさまで無事に終了致しました。
今回は残暑厳しいさなか、電子音楽を5時間もひたすら聴き続けるというイベントにも関わらず、多くのお客様に足をお運びいただきました。
遠くからお越しいただいたお客様も数多く、また上演中は冷房を切ることに決めたため、大変暑かったのではないかと思います。
そうした過酷な聴取環境であったにも関わらず、それでも20時過ぎの終演までたくさんのお客様が聴き続けてくださいました。
この場を借りて厚く御礼を申し上げます。
またvol. 4に引き続き、音響を担ってくださったMusic of New Referenceの能美亮士さんは限られた時間のなかで入念な下準備をしてくださり、5時間を超える長丁場のあいだ操演をし続け、見事な音響空間を造り出してくださいました。新作初演を引き受けてくださったチェロの大西泰徳さんと共に、心より感謝申し上げます。
またご多忙のなかご協力をいただいた西耕一さんはじめ会場内で配布された新刊書籍『黛敏郎の音楽』に寄稿してくださいました方々にもこの場を借りて御礼申し上げます。
川崎弘二さんは前回に引き続き今回の企画にも最初の段階から全面的にご協力していただきました。川崎さんにはご多忙のなか、『黛敏郎の音楽』刊行や、企画の内容から細部にいたるまで多大なるご尽力を賜りました。末筆ながら深甚なる感謝の意を表したいと思います。
次回の企画は来年を予定しています。
今後のJCMR KYOTOの活動にもどうぞ、ご期待ください。
JCMR KYOTO
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川崎弘二さん編集の新刊『黛敏郎の電子音楽』(engine books)
大著『日本の電子音楽 増補改訂版』
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Twitter上の反応のまとめ(Togetter)
JCMR KYOTO Vol. 5「黛敏郎の電子音楽 全曲上演会」ついに本日14時より開演です。
休憩をいれてトータル5時間、ひたすら電子音楽を聴き続けるという催しですが、おかげさまで前売り完売です。この機会を逃すと当分耳にすることは難しいと思われる作品も多数上演致します。
当日券も当初の予定より大幅に増やして対応しておりますので、ご興味のある方は京都芸術センターまで足をお運びください。当日券は14時より発売開始です。
5時間にわたる電子音楽の世界を堪能された方々には、最後に演奏される、チェロと電子音響のための新作が一服の清涼剤となることでしょう。
なお、チケットに関するメールでの問い合わせは昨晩で閉めておりますので、御用のあるかたは下記番号まで直接ご連絡いただいきますと、助かります。
Tel 070-5699-5265(たけうち)
それではみなさまのご来場を心よりお待ち申し上げております。