day tripper records リリース第七弾!!
death flamingo into the memai 『 fictional pop 』(DTR-007) たのしい曲解説
このテキストは、day tripper recordsより2013/1/23に発売された「death flamingo into the memai」のアルバム「fictional pop」をより楽しく、或は興味を持って頂く為に執筆致しました。
曲解説なんて超野暮な事だと思われるかもしれませんが、夏休みの読書感想文で「架空のロックスターの架空の伝記の読書感想」を炸裂させ見事満点を獲得した僕の文才を発揮する事で、よりアルバムを楽しんで頂けるのであれば、例え「野暮井上」と街中で指をさされようともtwitterで批判されようとも僕はズェッテェーぶっ飛ばしますかまいません。
「fictional pop」は主に去年の夏頃に制作を開始し、うだる様な暑さの中意識もそぞろに小泉今日子のスターダストメモリーとハッピーターンのハッピーパウダーをキメながら完成させました。
そんなキラッキラ輝く宝石の様な楽曲達には様々な奥行きある物語が存在します。
テンションだけで書きましたので勢い良く駆け抜けるように読んで頂けると、夏の午後のソーダ水の様な爽やかな読後感がお楽しみ頂けます。
1. cha-cha-cha-chunky heel
冒頭のこの七色に光るコミカルな名曲、テーマは「ちびまる子ちゃんの山田がダブステップを作ったら」です。
年を経るにつれ、常人の理解を超えた山田の自由奔放さは社会に通用しなくなり、やがて大学生になった山田は純喫茶のくすんだ窓から休日の賑わう街を眺め、そこを行き交う女学生達のチャンキーヒールにあらゆる夢を乗せてビートを刻む!吸い付く様なポルポルリズム!温泉のあのカポーン風サウンド!行け!山田!止まるな!山田!もっと高く!もっと遠くへ!ビートメイカー山田よ!俺はそんなお前が好きだ!っていう曲。
ポイントは上がりそうで上がらない曲調。別名コンプ系ソング。
2. 渚のベジタリアン
渚にベジタリアンはおらんやろ。いや、いたらおもしろい。
その風景は最早超現実!ブルトンも賛美する芸術作品になる!というようなテンションで作られた本作は要約するとハードコアかノイズの人が渚でDO・GI・MA・GIする日本の夏。
渚からイメージされるスピッツよろしくの「爽やかな夏」感と日本社会における少数派であるベジタリアンのもつ「偏屈」感が初めて融合した歴史的瞬間芸術。
かくいう私もベジタリアンで、打ち上げが焼き肉になったら戦慄するし、この勇ましき思想を自らの意思で課す事を選択した男前にキャベツ数枚とコーラ(お酒も身体的理由からアウツ)で多額の支払いを、この民主主義という刃をみだりに振りかざす現代の日本社会において強制的に迫られる不条理な現象!果ては東欧文学の如し!このアメリカナイズされた日本人どもめ!玄米を食え!玄米を!!というメッセージソング。
ポイントは後半の「シュワー」って後にムカつく感じで半音下がる所。
3. crayon eater
death flamingoクルーイチオシの絶品。
着想は「幼少時にクレヨン食ってるやつがいた気がする」という半分妄想の域を出ない悲哀に満ち満ちた愚かな郷愁からである。
長い人生の内で比較的序盤に現れるワンダーアイテム「クレヨン」それは恐らく子供達が一番始めに「未来」というものを、その意味も知らないままに描き出す道具となるはず。なのだが、そんな事はどうでもいい!これ何か超食えそうな感じがする!といって教育道具という聖具にも値するクレヨンを口内で噛み砕き、無責任な未来を描き出す前に口一杯に広がる苦々しさによって誰よりも早く大人への不信感や裏切りを肉体で感じた修行僧のようなガキンチョ、この曲はそんなガキンチョへの讃歌なのです。
ポイントは中盤の「間」。
4. shellfish allergy
世のマジョリティーが放つ悦びを遺伝子によって削ぎ落とされ、それでも明日を生きる罪なき人たちへ送る、世界で初めての「甲殻アレルギーたちに捧げるアンセム」。
「えーおいしいのにぃーかんわいそぅー」等と日々偽善と侮蔑の雨に打たれ、次第にその心を分厚い殻の中へと閉ざし、今まさに己が甲殻類にならんとしている不器用で優しい人たちよ!玄米を食え!玄米を!
この曲は、常に弱い者達の味方でありたいと願う俺達のヒーロー、デスフラミンゴ大先生の慈しみなのである。
ポイントはサビのキャッチーさと「人力ワブルベース」。
5. yomaheng
皆様もご存知の通り、日本には「飯食う」「寝る」と同じぐらいの位置に「空気を読む」という慣習があります。
信仰の自由を謳う我が国ですが、どうやら我々は「空気教」の献身的な教徒なのであります。
西洋で聖書が読まれてきたように、我が国では「空気」を読んできました。
その掟は厳しく、何か一つ踏み違えれば犯罪者の如く真人間脱退を余儀なくされ、果ては地下帝国移住を強いられます。
しかし我々日本には絶えずその「空気」を破壊してきた秘密の異教徒の存在があります。
それが「ヨマヘン一族」です。
彼らはこの国に蔓延る「空気教」の一切に反抗してきた唯一の強者達で、恋愛トークになった瞬間に幸徳秋水の話をし、さも当然のごとくAT限定で免許を取得し、更には「何食べに行くー?」「◯◯なんてどう?」「お、いいねぇー!」「俺ええわ。あそこ不味ない?」を繰り返し、その築き上げられた会話のバベル、それらを鋭い言葉と行動によって切り裂く瞬間は最早芸術の域と言って良いでしょう。そしてその瞬間を音楽にしたかった。美しい会話が崩れさるあの独特の空気感を!!
ポイントは向こうの方で微かに聞こえるクラップ。
6. muscle pain of love
愛の筋肉痛と題されたこの曲は、愛に疲れた世の人間達の愛の乳酸が愛の毛細血管に、愛を信ずるが故に長時間残存してしまう愛の瞬間を克明に描き出した愛の医学テクノなのである。
一人の人間を強く愛するあまり愛の収縮方向が普通とは逆に伸縮してしまい、えげつない疲労を引き起こしてしまう、そして最悪の場合酷い間接の痛みと共に愛が破裂し、死に至る。
近年、愛の筋肉痛による死亡件数は下降傾向にあるが、しかし未だに適切なストレッチを行わない20代のOLや美容師等の症状悪化による劇症型愛の筋肉痛の死亡事例は深刻な社会問題とされており、対策として昨年発足された「愛の筋肉収縮正常化政策」もさほど芳しい結果をあげてはいない。
WHOの発表によると、もしも愛の筋肉痛の症状が現れた際には慌てず「玄米」を消化しやすい形状に加工し、接種することによって多少の収縮緩和が期待できるというMO・U・SO・U!
ポイントは筋肉シンセサウンド。
7. lemonade boys
十代の熱き毎日の甘酸っぱさが詰まった、痛快エモーショナル青春コメディ風音楽。
本作品中最もグッとくる一曲。
ちなみに私が中学生の時分、自転車を二台平行にして、その後輪の真ん中んとこに片足ずつ足を乗せて二人の操縦者の肩を片方ずつ持ってそのまま走行するというアクロバチックな遊びをこれ見よがしに炸裂させていた時、当時結構可愛かった女子がそのアクロバチックモーメンツの途中に立ち現れ、その瞬間ダイナミックに振り落とされるという箸にも棒にもかからんような思い出をレモネードと共に洗い流しておくれという願いが込められている。
ポイントは中盤の落としどころからの切なさ。別名 : 切なさ海域。
8. バイバイ
これは当時カードゲームが空前のブームを巻き起こし、高◯和希大先生が「まるで金を刷っているようだ」という名言をお残しになられた少し後の頃の話。
我々ガキンチョ共の間ではカードゲームに飽き始めたニューウェーヴ達によって秘密裏にカードの直接売買が行われていた。
ところがある日、どこぞのおっちょこちょいさんが校内に金銭を持ち込んだ事が教師にばれてしまい、芋づる式にニューウェーヴ諸共あぶり出され、そのまま親を巻き込む一大デュエルが開催されてしまう。そして徐々にカードゲーム自体が下火となっていった。
この曲は大人という大きな組織の手によって引き起こされた文化消失の黙示録なのである。
これはカード「売買」そして、カード「バイバイ」というダブルミーニングなのである!ドーン!!
ポイントは優しい悲しさ
9. fictional pop
ラストを飾るのはアルバムタイトルを冠した壮大なナンバー。
この曲の終わりは突然やってくる、それは急に進学校に転校してしまったアイツのように。そしてその突然の終わりは当たり前のように郷愁と寂しさを連れてくる。やがて貴方は思うだろう、「アタイ、嫌いじゃないかも … 」
以上が「fictional pop」の曲解説となります。
いかがでしょう?楽しんで頂けたでしょうか?え?意味解らん?
ならもっと聴け!もっと読め!もっと食え!もっと寝ろ!ゆえに幸福であれ!
文体がバラバラです。とても同じ人間のものとは思えません。
既にCDをお持ちの方は、これを読んでもう一度聴いてみてください。さらに奥深く、脳内ハッピーがキマる事間違いなしです。
まだCDを持っていないという方は是非「day tripper records」のホームページで一曲試聴可能になっておりますので一度聴いてみて下さい。
きっとそこにはいびつで不思議でキッチュでハッピーで小粋な、あなただけの「fictional pop」がウザい感じの目つきでこちらを凝視している事に気付くでしょう。
death flamingo into the memai はこれからもどんどん「fictional pop」な物語を語っていきたいと思っております。
今年はこのように、もっとフィジカルに作品を発表していきたいと思っております乞うご期待。
尚、bandcampの方では「デスフラミンゴ幻想ポップシリーズ」と題する、こちらも「fictional pop」なフリーEPも公開しておりますので是非そちらも楽しんで頂けると幸いです。
では皆様、これからもdeath flamingo into the memai をよろしくお願い致します。
モリモリ食えよ!
p.s.
売れたい。
2013/01/22 井上さん
Artist : DEATH FLAMINGO into the Memai
Album : “fictional pop”
yomaheng
DTR-007
Day Tripper Records
Number : DTR-007
Price : 2,520yen
PreSale : 16. 12. 2012
Digipak CD
Order form : http://daytripperrecords.com/order
Mail-order : info@daytripperrecords.com
1. cha-cha-cha chunky heel
2. 渚のベジタリアン
3. crayon eater
4. shellfish allergy
5. yomaheng
6. muscle pain of love
7. lemonade boys
8. バイバイ
9. fictional pop
Live:
Matthewdavid
Anenon
Seiho
Death Flamingo into the Memai
Magical Mistakes
And Vice Versa
Madegg
and more!!
DJ:
Okadada+Keita Kawakami
start : 17:00
前売り/ Bring your music : ¥2,500
当日 : ¥3,000
「怪奇!ジャイロ人間!」はフリーでダウンなロードが可能な超イケイケのデジタルアルバムです。
「デスフラミンゴの幻想POPシリーズ」の一つとして、その中でも最も残酷として知られる「ジャイロ人間」に焦点をあてたコンセプチュアルEP。
ジャイロ人間とは、日常における「ジャイロ効果」(ジャイロ効果(ジャイロこうか)とは、一般には物体が自転運動をすると(自転が高速なほど)姿勢を乱されにくくなる現象を指す。※ wikipediaより抜粋)の出現と、人間の心が悪に満たされた時に異世界から現れる超自然的存在。
ぜひ下記のURLよりダウンでロードを行ってみてください。
scenarioart
moccobond
chouchou merged syrups.
O.A. death flamingo into the memai
open 17:30 / start 18:30
ticket ¥1500
唯一のバンドの友達「scenarioart」のツアーファイナルに出ますー
O.A.といっても30分頂けるみたいなので、この日は「ドラマティックバンド殺しセット」で挑みたいと思います。
今回のscenarioartによる会場限定販売のシングル「PORTRAITBOYAKERU」には我々の「ドリーミーラブストーリー Remix ~あの人に愛を ver.~」が収録されてますので、そちらもチェックしてみて下さいー!!
day tripper records
idlemoments
affection
innit
oz
shrine.jp
… and more
関西のレーベルやイベントが大集結!という劇場版仮面ライダーディケイドばりのスペシャル感溢れるD.I.Y.BBQ。
なんとまぁ出演者は合計50組超えるそうです。SHINDOI!!
普通に映像なども用意しておられるらしいので、夜とか超最高じゃないすかね?
俺たちの夏はまだ終わっちゃいねェ!!
場所:大黒谷キャンプ場 京都府京都市左京区久多下の町27
会費 ¥2500
開場 17:00
閉場 翌10:30
車で来られない方はキャンプ場の最寄り駅から送迎があるそうです。なぜって?じゃあ駅から徒歩で来てみやがれ!!
尚、ご来場には予約が必須らしいので、是非事前のご連絡を。
psychedelicmoseさんのフリーDLアルバム「POLYCOM vol.2」のartworkを担当させていただきました。
甘酸っぱい企画という事だったので、河川敷で美少女に「へぇ、君って面白いんだ」と言われるシーンを制作。
コンピレーションの内容もすこぶる甘酸っっぺぇ内容となっておりますので、是非落とせ。
http://scenarioart.web.fc2.com
scenarioartの9月から販売されるシングルに「ドリ−ミーラブストーリー」のdeath flamingo into the memai Remixを収録。
こちら250枚限定らしいのでお早めにどうぞー。
あ、あとグッズやらCDやらフライヤーのデザインをdeath flamingo into the memaiが担当しています。
買え。
http://nuthings.wordpress.com/2012/07/25/2012年8月24-26日(金-日)-minimal-fluid/
8/24〜8/26までnu thingsにて開催されるminimal fluidの最終日、8/26に参加します。
ART ROCK NO.1 presents “SPECIAL ART VOL.12”
『Radical Face & miaou Japan Tour 2012』
2012年3月18日(日) 会場 OIL
開場 18:00 / 開演19:00
前売り 3000円 (別途1ドリンク) / 当日 3500円 (別途1ドリンク)
(LIVE)
Radical Face
miaou
DEATH FLAMINGO into the Memai
(DJ)
Tatsuya (night cruising)
death flamingo into the memai -hourglass- 1.whale/rain 2.philanthropy 3.epicycloid 4.symmetrophobia 5.Y.L. 6.hourglass 7.mental radio ¥1,000
http://www.ikoioto.com/?pid=34736025
jet set kyoto
http://www.jetsetrecords.net/DEATH-FLAMINGO-INTO-THE-MEMAI-HOURGLASS/p/812004196702
10/22 @ club heaven
ラブポセイドンズpresents
[burn the floor vo.3]
act/
[ラブポセイドンズ]
http://www.youtube.com/watch?v=xCjGXXtdHxY
[シリカ]
[scenarioart]
http://tosp.co.jp/i.asp?I=scenarioart
[tricot]
[moccobond]
[DEATH FLAMINGO into the Memai]
この日の我々は「近未来テクノセット」でいくか「激渋アコースティックセット」でいくか、考え中。